高次脳機能障害
言葉の障害がある場合
一度にたくさんのことを言わず、要点をしぼってゆっくり、はっきり、わかりやすく説明しましょう。また、必要に応じて「はい」、「いいえ」で答えられるように具体的な選択肢を挙げて質問しましょう。分かりやすくするために、文字や図を活用すると、後で確認をすることもできます。
記憶に障害がある場合
約束を忘れたり、何度も同じことを繰り返して質問する場合は、メモなどを書いて渡したり、目の届きやすい所に貼ったりします。また、携帯電話のアラーム機能なども利用できます。
感情の障害がある場合
不安感が高まって泣き出したり、ささいなことで怒り出したりすることがありますが、無理に鎮めようとしたりせず、静かな場所を確保するなどし、ゆっくりと時間をかけて落ち着くのを待ちましょう。